「断る」という決断には、一瞬の不快感が生じるものだ。申し訳なさ、気まずさ、怖さ。過去の私は、この感情に耐えられず何度も断れない経験をしてきた。店長の「あと1時間だけ残れる?」に対して、即答で「いけますよ!」。マジで情けない。友人の「お金貸してくれないかな?」に対して、即答で「いいよ!」。マジで情けない。本当は断りたいのに、どうしてもいい顔をしてしまう。その結果、どうでもいい奴ばかり寄ってきて搾取され続ける。「断れない」ことが原因で、ずっと鈍い痛みを受け続ける。もしかしたら、今の君はこのような状況にいるかもしれない。
君はこう思っていないだろうか?「俺は優しい性格だから断れないんだ」。違うぞ。君はただ、断るのが怖いだけだ。「断ったら嫌われるかもしれない」「断ったらもう誘ってくれないかもしれない」。このような弱い感情が「断れない君」を作り出している。このような、弱さから来る優しさは本当の優しさではないぞ。それは、ただ媚びているだけだ。他人からの評価に執着している君は、マジで魅力的に見えない。実際、今の君は周りの人間から尊敬されているか?尊敬されるどころかナメられていないか?「いつも都合よく使われる」とか「いつも遅刻される」とか。これらは完全にナメられている証拠だ。だからこそ、君はハッキリと断らなければならない。そうしないと、「こいつはいける」と思われて、どんどん要望や押し付けがエスカレートしていくぞ。そして、一生使われ続ける。そいつらの思い通りにさせてはダメだ。マジで損するから。
今の君は、自分のことを大切にしていない。だから、他人からも大切にされない。君の時間やエネルギーは有限だぞ。それらをどうでもいい上司や友達に搾取されてもいいのか?自分の成長に使えるはずだった「時間、エネルギー、お金」。これらを他人のために使い続けることは幸せか?その答えが「NO」なら、君は変わることができる。これから、その方法を君に伝える。これを読んで行動した君が、「キッパリ断る勇気と決断力」を手に入れることを約束する。
君が断れない理由
君が断れない理由はシンプルだ。それは、「断る理由がないから」だ。君は、大切な時間やエネルギーを余計なことにばかり使っていないか?YouTube、Tiktok、SNS、ゲーム、エロ動画、オナニー。これらに使う時間は非常に価値が低いものだ。だって、何も生まないから。店長の「あと1時間だけ残れる?」に対して、「スマホいじるから無理です」とは言えないだろう。君は、「あと1時間働くこと」と「ダラダラとスマホをいじること」を比べた結果、仕方なく「あと1時間働くこと」を選ぶ。こうして、「断れない君」になる。
君がダラダラしている時間の価値は低い。だから断れない。君は、「ロレックスの時計」を簡単に他人に渡せるか?無理だろう。なぜなら、ロレックスは価値が高いから。じゃあ君の時間は?君のエネルギーは?なぜ簡単に渡してしまう?そういうことだ。どうでもいいことに使う時間やエネルギーは、マジで価値が低いぞ。そんな価値が低い行動ばかりしていたら、断れなくて当然である。だって、断る理由に値しないから。
自分の価値を高めてキッパリ断る方法
君は「断れない自分」を卒業するために、何かに向かって努力をする必要がある。そうすれば、君の価値が高まっていく。「前沢社長の1時間」と「実家暮らしニートの1時間」。残酷だが、これらは同じ1時間でも価値が全く違う。そして、これは君にも当てはまることだ。「夢や目標に向かって努力する君の1時間」と「脳死でSNSを見てシコっている君の1時間」。君という同じ人間でも、1時間の価値はマジで変わる。だからこそ、夢や目標に向かって努力をしろ。そうすれば、君の時間の価値は高まる。マジでシンプルだ。自分自身の時間とエネルギーを大切にしていれば、「断れない」なんてありえない。しかし、今の君はなんとなく生きている。だから断れない。目標に向かって、毎日を全力で生きろ。君が変わる方法はこれしかないぞ。
「軸」を持て
目標を達成するためには、目標を達成するための行動をしなければならない。そして、これこそが君の軸となる。例えば、君が細マッチョになりたかったとする。そのためには、週4回のトレーニングと食事管理をしなければならない。そんなある日、ジムに行く準備中に友達から飲み会に誘われる。その時、本気で細マッチョになりたい君は「ごめん、今日無理」と言えるだろう。なぜなら、君にはジムに行く予定があって、食事管理というルールがあるから。居酒屋など行っている場合ではない。これが、「軸」である。
このように、何かしらの軸があれば断ることが簡単になる。だって、断らないと目標を達成できなくなるから。目標を達成できないことに比べたら、友達からノリが悪い奴だと思われることなど余裕だ。第一、君の目標を応援してくれないような奴は友達ではないぞ。ただ、君を都合よく使っているだけだ。「本当の友達」は、絶対に君を邪魔したりはしない。静かに見守ってくれるか、良きライバルとして君と切磋琢磨するだろう。
嫌われることを恐れるな
君の目標を邪魔するものには、ハッキリ「NO!」と言え。その時に、嫌われることを恐れるな。君が変わろうとすると、それを全力で邪魔してくるやつは一定数いる。「急にジムなんて行きだして、どうしちゃったの」「お前ノリ悪くなったな」。これらのネガティブなエネルギーを投げてくるやつには、特大の「NO!!」をかませ。先ほども述べた通り、「本当の友達」は君を邪魔したりはしないぞ。だから、そいつに嫌われることを恐れるな。
「目標達成のための努力」と「他人からの安い承認」。君はどっちを取る?両方は取れないぞ。残業しながらダンベルフライはできないし、酒飲みながら質の良い睡眠はできない。どっちかだ。そして、「目標達成のための努力」を取ることができたら、結果的に本物の承認も得られるぞ。だから、他人に流されるな。目標に向かって努力していると、不思議なことに人がどんどん寄ってくる。これはマジだ。毎日を全力で生きている奴はエネルギーレベルが違うから。人はポジティブなエネルギーが大好きだぞ。
最後に
今日は、「断れない自分」を卒業する方法を君に伝えた。大切なのは、「何かに向かって毎日を全力で生きること」だ。そうすれば、自分を大切にするようになるから。自分を大切にしていない奴は他人からも大切にされない。だから、全て自分軸で生きろ。その中で、目標達成に差し支えない範囲の誘いや頼み事は笑顔で「OK」すればいい。これができたら、周りの人間は君を「大切な人」として扱うようになるから。
今日から1ミリの行動を始めよう。最初から完璧にしなくていいから。たとえ、思うような成果が出なくても、何かに向かっていることに価値がある。そして、行動した君は確実に成長するから。3ヶ月でダメなら4ヶ月やればいい。そもそも、断れないことに悩んでいただけの君が、気づけば目標に向かって努力している。これはどう考えてもプラスにしかならない。だからこそ、気負いせずに毎日を全力で生きろ。そして、楽しめ。成長した君がまた会いに来てくれることを楽しみにしている。くれぐれも、息抜きは忘れずに。
では、また次の記事で。
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