この世界で生きてると、悩みっちゅうのは、湧いて出るもんや。
人間関係、仕事、学校、恋愛、将来の不安──はたまた、自分の中にある劣等感。
理由はどうあれ、「なんかしんどい」って日は、誰にでもあるやろ。
「いや、俺は悩みないっす」って言うやつもおる。
けどな、そんなやつほど、**「悩みがないことに悩んでる」**なんてこともザラにある。
で、周りから「それ羨ましい悩みやな」って言われて、またそこでモヤる。
つまりやな──悩みってのは、人に理解されへんことが多い。
だからこそ、苦しむんや。
俺自身も、しょうもないけどガチで悩んでたことがあった。
「人前でご飯食べるのが恥ずかしい」とか、「レジの店員が女性やとビビって買い物できん」とか。
意味わからんやろ?俺もそう思うわ。けど当時の俺は本気やった。
銀だこ買って、フードコートの片隅でモグモグ練習したこともある。真顔でな。
……笑い話に聞こえるやろうけど、本人にとってはマジで地獄や。
そういうもんや、悩みってのは。
今の君も、何かしら抱えてるやろ?
恋愛、仕事、金、人間関係、自信のなさ、将来の不安。
わかる。ほんま、無限や。
で、そういう悩みに飲まれて、ちょっと疲れてきてるんちゃうか。
「悩んでること」自体が、もうしんどい──そう思ってるかもしれん。
せやから今日は、**「全ての悩みを根本から解消する方法」**を伝える。
うさんくさそうに聞こえるのも分かる。でも聞いてくれ。
これは、ちゃんとある。
今日話す方法は、悩みの“根っこ”を断ち切るやり方や。
これを持ってたら、君はもう「悩み」に振り回されへんようになる。
悩むんやなくて、「考える」ことができるようになる。
もし君が、今しんどくて足止め食らってるなら──
この先、しっかり読んでいってほしい。
俺が伝えるのは、その場をしのぐテクニックやなくて、“悩まん自分”を作る土台や。
その芯さえあれば、どんな悩みにも折れへん。
目次
大前提:「悩み」なんて実在しない

まず最初に、君にひとつだけハッキリ伝えておきたいことがある。
それはな──「悩み」なんて、そもそも実在してへんっちゅうことや。
これ、現実逃避でもスピリチュアルでもない。ほんまに、ないんや。
もし今ここで俺が「じゃあその悩み、見せてみ?」って言うても、君には見せられへんはずや。
見えへんし、触られへんし、計れもせえへん。
紙に書き出したとしても、それはあくまで“思考の影”。
ちょうど、ディズニーランドのミッキーみたいなもんや。
──存在してるように感じるけど、実在はしてへん。
悩みってのはな、君の頭の中で作り出された“想像”やねん。
つまり、“現実にある”もんやなくて、“存在してるように感じてる”だけ。
せやから、どんなに悩みが重く感じても、
それが現実の世界で襲いかかってくることはない。
安心せえ──悩みは、君の外には出てこーへん。
つまりや、君が今もがいてるその正体は、
全部、君の頭の中で起こってる出来事にすぎへんっちゅうことや。
このことをちゃんと認識してるだけでも、無駄に暴れまわったり、自分を責めすぎたりせんで済む。
まずはここを理解しといてくれ。
「悩み」は、外にあるんやなくて、全部“君の内側”にある。
──ここまできたら、次はその“内側の正体”を見ていこうか。
つまり、「悩みって、なんなん?」って話や。
悩みの正体は何なのか?

さっきも言うたけど、「悩み」っちゅうのは実在してへん。
でもな、それでも人間は悩む。しかも、しつこいくらいにな。
ほんで悩みに飲まれた結果、
わけわからん行動に走ったり、
自分を責めすぎて潰れたり、
ときには他人を傷つけたりもする。
──ここでわかるやろ。
悩みは“実在せえへん”けど、“確かに存在はしてる”。
じゃあ、その正体ってなんやねん、って話や。
結論から言うたる。
悩みの正体は、「自分で認められてへん部分の自分」や。
つまり、君が「見たくない」「否定したい」と思ってる自分自身。
その部分が心の奥にあって、そこからじわじわと悩みが湧いてくる。
そいつが“種”や。
悩みの種があるから、悩みは何度でも芽を出してくる。
しかも厄介なことに、この種を放置しとくと──
「なんで悩んでるのかすら分からん」って状態になる。
気づけば悩みが積もりすぎて、手ぇつける場所すら見えへん。
せやからまずやるべきは、この“種”を見つけることや。
ちょっと抽象的に聞こえたかもしれんから、
ここからは俺自身の例を出して、もう少し噛み砕いてみるわ。
ついさっきまでの俺の悩み

俺もな、ほんのついさっきまで、ガッツリ悩んでたんや。マジでついさっきまで。
その悩みはというと、**「自分に対する強烈な劣等感」**やった。
ここ最近、精神グラングランにやられてた理由も、はっきりしてる。
それは──**「最近会うた友人らが、全員天才に見えたから」**や。
この“天才”ってのはな、努力してへんのに結果出すタイプの人間のことや。
何も考えてないのに人生うまく回ってたり、
自分より明らかに努力してへんのに、可愛い彼女連れてたり。
そういう“天性で勝ち組”みたいなやつ。
……君の周りにも、おるんちゃうか?そういうやつ。
そいつらと比べて、自分はなんや。
頑張っても報われへん、もがいてる自分。
そんな自分が、心底情けなくなった。
でな、そこから地獄の始まりや。
この数日、**「何をやっても上手くいかんモード」**に突入してた。
この記事を書こうとしても全然言葉が出てこーへん。
気分変えよう思てジム行っても、劣等感は消えへん。
むしろ逆に、どんどん膨れ上がってくる。
「俺、こんだけ頑張ってんのに……なんであいつらに勝てへんねん……」ってな。
いや〜、ホンマ情けないわ(笑)
で、その劣等感をどうにか埋めようとして、
物欲とか承認欲に走ってもうたんや。
「○○さえあれば…」「○○が欲しい…」って、
現実逃避の買い物が増えて、
好きでもない女にLINE送ってもうたこともあった。
そのあとどうなるかって?
さらに自分に劣等感抱いて、もっと落ちてくねん。
気づけばズタボロやった。
自分が何に悩んでるのかすら、わからんようになって。
何をしたらええかも、見えへん状態や。
──でもな、そんな俺でも、この劣等感をちゃんと乗り越えた。
せやからこそ、この記事で伝えることには意味がある思てる。
少なくとも、天才が吐く“天才的アドバイス”よりは、君の心に寄り添えるはずや。
ここから分かる「悩みの種」
じゃあ、さっきの俺の悩みから見えてきた「悩みの種」ってなんやったんか?
それはズバリ、**「悩んでる自分を、俺自身が認めてへんかったこと」**や。
これが悩みの根っこであり、
つまりは「自分で認められてへん部分の自分」ってやつやな。
俺はどこかで思ってたんや。
「こんな劣等感なんかに悩むのは、自分じゃない」って。
しかもこの記事を書いてたタイミングやったから、
「悩みを解消する方法を語ってる俺が、悩んでるとか……アカンやろ」って、
無意識に見て見ぬふりしとったわけや。
……いやもう、これこそが“種”やったな(笑)
「俺はもう悩まん人間や」って勝手に決めつけて、悩んでる自分を否定してた。
そら、この記事なんか書けるはずもないわな。
だって、俺自身がど真ん中で悩んでたんやから(笑)
でもな、ここで大事なことがある。
「劣等感を感じたこと自体」は、実はなんの問題でもない。
それは単なる“結果”や。
問題は、その前の自分にある。
つまり、「悩んでる自分を否定した」その時点にこそ、根があるってことや。
でも大半の人は、ここを間違える。
悩んでる自分=ダメな自分って決めつけてしまうんよな。
たとえば、「金がない」って悩んでるやつがおったとする。
この場合、「金がない」ってのは“結果”であって、“問題”やない。
それ自体に善も悪もないねん。
でも悩んでるやつは、「金がない自分が悪いんや」って思い込む。
すると、「金さえあれば…」「○○が欲しい…」って物欲スパイラルに入る。
……まさに、今回の俺みたいにな。
つまりはこういうことや。
悩みの種ってのは、「悩んでる自分を否定すること」から始まる。
全ての悩みを根本から解消する方法

ここまでで「悩みの種」が見えてきた俺は、
不思議なくらいスラスラと言葉が出るようになった。
そしてな、あれほど苦しかった劣等感も──いつの間にか、消えてたんや。
……なんでやと思う?
天才らをぶっちぎる結果を出したわけでもない。
誰かに勝ったわけでも、賞をもらったわけでもない。
やったのは、たったひとつだけ。
“自分を受け入れた”──それだけや。
この「受け入れる」ってのはな、
自分の弱さや情けなさを正当化するって意味やない。
ただ、ありのままをちゃんと見た。それだけの話や。
俺はそれまで、「悩んでる自分」に気づかんようにしてた。
「悩んではいけない」っていう謎のルールを自分に課して、
そのしんどさをごまかし続けてた。
でもそのルールに気づいた瞬間、全部が変わった。
「ああ、悩んでてもよかったんや」って、ただそれだけやのに、空気が変わった。
そしたらな、「悩む」が「考える」に変わった。
ただの混乱が、ちゃんと前を向く力になった。
不思議やけど、事実や。
これこそが、俺が伝えたかったこと。
「全ての悩みを根本から解消する方法」──それは、“根っこ”に目を向けることや。
悩みの種を見つける──答えは外じゃなく、内にある

まず、この話の大前提を思い出してほしい。
「全ての悩みは、君の頭の中で起こっているに過ぎない」。
今、君が抱えてる悩み。
「お金が無い…」「時間が無い…」「彼女がいない…」。
──それ全部、頭の中の話や。
つまり、君が悩みを解消したいとき、外に答えを探す必要はない。
そこで物質的な充足を求め出すと、悪循環にハマる。
「○○があれば…」って思考にハマった時点で、もう“種”は植わってる。
だからこそや。
その“種”を見つけることに全力を尽くせ。
悩みは頭の中で起きてるんやから、頭で考えろ。
でも、グルグル回るだけやったら意味がない。
だからこそ──紙に書け。
紙に書き出せば、「悩みの種」をちゃんと見つけて、認識することができる。
君が今やるべきことは、たったこれだけや。
今すぐノートとペンを準備してくれ。
もしかしたら、「そんなんで悩みが消えるかよゴラァ」って思うかもしれん。
でもな、その思考すらも“悪循環の中”なんや。
だからまず、“種”を見つける。それだけに集中せえ。
君の「当たり前」「大前提」「いつもの思考」。
──全部、一回見直してみろ。
悩みの種は、案外そういう“自分を作ってる土台”にこそ潜んでる。
悩みの種を掘り当てる──「自分の言葉」で、深く掘れ
悩みの種を見つけるときは、まず**今感じてる“不快感”**に目を向けるんや。
頭の中でゴチャゴチャしてることを、いったん紙の上に出してみてくれ。
「お金が無い自分」
「モテない自分」
「人生つまらない自分」
「仕事しんどい自分」
「学校辞めたい自分」
「バイト辞めたい自分」
「劣等感を抱える自分」
「孤独感を抱える自分」──
こんなふうに、まずは**“今の自分”を素直に書き出すことからや。**
ここで大事なんは、必ず“紙”に書くこと。
頭の中だけで整理しようとしても、グルグル回るだけやからな。
悪循環の中で悪循環から抜け出すのは、天才だけや。
もし君が天才じゃないなら、紙とペンを使え。
それが“俯瞰”するってことや。
不快感がひとつ書けたら、その下にある気持ちを、さらに掘っていく。
書くたびに、「なんでそう思ったんやろ?」って問いを重ねるような感じやな。
たとえば、こんなふうに進むかもしれん:
「モテない自分」
→「コミュ力がない自分」
→「それがバレたくない自分」
→「だから噓をつく自分」
→「その噓を正当化する自分」
→「でも本当はモテたい自分」
→「ここから目を背けてる自分」
……こんな感じで、書いていくうちに**“ズシッとくるとこ”が出てくる。**
そこが、君にとっての“悩みの種”や。
でもな、これは人によって全然ちゃう。
この通りに書けんでもええ。正解なんてない。
うまく書こうとせんでいい。
大事なんは、自分の言葉で、正直に掘ることや。
言葉に詰まったり、書く手が止まったとこにも、ちゃんと意味がある。
“書けない”のも、“向き合えてない証拠”やからな。焦らんでええ。
そこにたどり着けたら、君は初めて──
“自分を受け入れる”ことができる。
それが、「悩む」から「考える」に変わる瞬間や。
でな、その種を見つけたら、そっと持っておけ。
無理に捨てんでええ。植えへんかったら、育たんのやから。
最後に──君を認められるのは、君しかおらん

最後に、これだけは伝えておきたい。
君を認められるのは、君しかおらん。
ここまで読んできた君なら、もう分かってると思う。
悩みの原因は、「自分自身を認められてへんこと」や。
せやからこそ、頭のどこかに置いといてくれ。
自分を認めることを、少しずつでもやっていくんや。
もし、どうしても認められへん時が来たら──
そんな“認められへん自分”すら、いったん認めたれ。
それでええねん。それがスタートや。
そこで気ぃつけてほしいのが、
外の刺激で自分を満たそうとすることや。
承認欲を埋めるために、誰かを利用したり。
本音を隠して、打算で動いたり。
……そういうのは、誰かを傷つけるし、
何より君自身の信頼を、君が裏切ることになる。
そうなると、また悩みのループにハマる。
せやからオススメはせえへん。
もし、すでに目を背けてしまってたとしても、それでええ。
「今の自分、目を背けとったな」って、ちゃんと気づいてやればええんや。
それが、暴走を止める一番の方法や。
「あ、自分は今、不快感感じてるな〜。メモメモ。」
この感覚だけ、忘れんといてくれたら大丈夫や。
それだけで、悩みに飲まれることはなくなる。
そしてな、もしまた何かに悩んで、苦しくなったときは──
いつでも、ここに戻ってきてええ。
明日も明後日も、気負わんでええ。
やりたいように、生きたらええ。
それを認められる自分でおったら、それだけで君はちゃんと“成立”してる。
君がそのままで生きて、
周りの人間に、あたたかさを配れるようになることを願ってる。
──また会おう。
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